2017年5月21日日曜日

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大正時代に創業したという企業から頂いた、制作依頼。 どうしても機械ではできず、熟練の職人の手仕事でなければ できない作業があり、その時に職人の手となり腕となる道具も、 また機械ではどうしてもできないのだとか。 今までその道具作りを頼んでいた鍛冶職人さんが、 高齢でやめてしまい、以来、ほうぼう探し求めているけれど、 満足のいく品には巡り合えていないとのことで、 私のところに訪ねてきてくださいました。 プレスでも作るのが厳しく、機械打ちでもできないと断られた、 と聞いては、がぜん血が騒いできて、もうどうにもやりたくて 仕方がなくなるのが、職人の性というものなのでしょうか。 幸いにも、今まで培ってきた技法を応用すれば、 何とかいけそうだとの感触で、試作をお引き受けすることになりました。 いろいろと面白いお話も伺えた、打ち合わせの後。 その技術で仕事ができるのは、もう日本では1社か2社、とのお話に、 もしかしたら、機械ではできない領域を見極め、 手仕事の技術を磨いてきたからこそ、 創業以来、ずっと続けてこられたのではないかとも、ふと思います。 機械ではできない領域を知る職人さんたちを唸らせるような、 そんな道具を作れるように、いずれなりたい。 創業10年ちょっとのひよっこの、それが次の10年の目標のひとつ。 [メールマガジンRyuze+ 2017.5.20 に掲載のコラムより] 様々なジャンルで活動する10名のコラムニストが、毎日厳選されたフレーズとともに、日替わりでコラムをお届けする、ココロチューニングマガジン。毎週土曜日に、コラム掲載中です。 http://ift.tt/2pX41v5 #fb  via Instagram http://ift.tt/2rpfWS2
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