2016年2月19日金曜日

「あなた」と「わたし」


「あなた」がいてくれるからこそ、
今ここに、私は「わたし」でいられる。

そういうもので、私もありたい。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Check

2016年2月16日火曜日

「ここ」にある。




今年の秋に予定されている展示会。
場所も空間も、規模も量も、今までとはスケールが違うため、
相当心してかからなければ、と、
思案しつつ、制作に取り掛かっています。

奇しくも独立10年目を迎える年。
今までの集大成となり、また今後の展望も描くような、
節目となるものとするためには、まだまだ足りないものばかり。

 何をもって生まれてきて、
 何を培い、何を生み、
 どう分かち合うのか。
 自分自身も、作り上げていくものも。

内面に込めるものから、改めて再構築する必要性を感じ、
ここ数か月は意識的にアウトプットを控えめに、
インプットを増加させていました。
はじめは手当たり次第に、やがて手繰り寄せていくように。

そうした中で、ふとした拍子に再会したり、蘇ってくるものたち。
心の中に散らばっていた言葉や体験、知識や経験も。
何故かもわからずに引きつけられていたものたちも。
次々に引き寄せられていくように繋がっていき、
心を深めていくほどに、新たなネットワークが構築されていくような。

変わりゆき移ろいゆき、浮かんでは消え、
揺らめいては鎮まり、やがてぴたりと定まっていくような瞬間。

大切なものは、もうずっと前から、「ここ」にある。


[メールマガジンRyuze+ 2016.2.13 に掲載のcolumnより]



このエントリーをはてなブックマークに追加 Check

2016年2月6日土曜日

夜が明けるとき




眠っていたのか、起きていたのか。
目が覚めていたようでもあり、夢の中のようでもあり。
眠りの中から、ふっと意識がはっきりしてきて、
ずっと懸案事項だったデザインが、頭の中に浮かび上がりました。

夢ならば、目を開けた瞬間に、消え失せてしまう。
だから忘れないように、目は閉じたまま、
繰り返し繰り返し検討し、細部までくっきりと描き出す。
これでもう確実。そう思えたとき、がばっと跳ね起きました。

ここまで意識がはっきりしているなら、もう明け方近くだろう、
と思ったのですが、時計を見ると、まだ夜中の2時。
けれどもすっかり目がさえてしまったので、
そのまま、それまで頭の中に描いていたデザインを、
今度は実際の紙の上にスケッチし続け、
描き続けているうちに、本当に明け方を迎えました。

自分の中で、夜が明けるとき。
自分の中で、目覚めるとき。
そういうときが、すきなとき。


[メールマガジンRyuze+ 2016.1.30号 掲載のコラムより]


人気ブログランキングへ にほんブログ村 美術ブログ 金属工芸へ
このエントリーをはてなブックマークに追加 Check
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...