2016年1月19日火曜日

Heroes



David Bowieの突然の訃報。
自分にとっても今年一番の驚き、そしてショックでした。

David Bowieの曲を初めて聴いたのは、中学生の時。
当時は、レコード会社の移籍後の版権問題で、
過去のアルバムが公式には発売されておらず、
中古レコードショップを探し回ったのが、
思えば自分の本格的な洋楽デビューだったのかもしれません。

一作ごとに劇的にスタイルを変え、
英雄的な宇宙飛行士やきらびやかなスーパースターを
生み出しては自らの手で葬り去り、
新たな実験や更なる挑戦を重ねていく。

あくなき好奇心と探求心に満ち溢れ、
常に変化しつづけながらも、そこにはいつも、
彼ならではの美学や哲学があり、死生観があり、
自由を追い求める心や、 解放があった。
それは最後の最後まで、David Bowieの生きざまとして
貫かれていたように感じます。

変わり続けること。そして挑戦し続けること。
変わらぬ大切なもののために。
それを一番学んだのは、彼の生きざまからだったかもしれません。

出逢いが、人をかたちづくる。
やっぱり、自分にとっての、一番のヒーローだったなぁ。

贈り物を遺して、羽ばたき、飛び立っていったかのような余韻。
誰もが各々に、各々の道をゆくためのような残響。

ありがとう、そして、おやすみなさい。


(※メールマガジンRyuze+ 2016.1.16号に掲載のコラムより)

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