2015年5月5日火曜日

父の生き方、自分の生き方。



父が、植木職人の仕事を退職することに。
定年までサラリーマンだった父が、退職後に専門学校に入りなおし、
造園士の資格を取ってから、以来20年近く続けてきた仕事。

周囲にはもう危ないから辞めなよと、何度いわれ続けても、
ずっと続けてきた仕事でしたが、81歳の誕生日を境に、
ようやく本人も踏ん切りがついた様子。

とはいえ、会社員時代から、庭いじりや植木の選定は
趣味のようなものだったので、本当に好きなことだったのでしょう。
もともと、何かしていないと気がすまない性質なこともあり、
ここのところ、やっぱり手持ち無沙汰で、どうもイライラつづき。

そんな父の姿を見ると、思ったりもします。
やっぱり自分にも、同じ血が流れているのだろうな、と。


傍から見たら、もうそんなに頑張らなくてもいいのに、と
思われてしまうようなとき。
本人はただただ、夢中になっているだけなのかもしれません。

自分も思います。ふと、頑張らなきゃ、と思ってしまうようなときは、
どちらかというと、何か歯車がうまくかみ合っていないとき。
そんなときは、ちょっと一息、何がうまくいかないのか、考えながら。


思いが繋がっていくとき。
夢中になれる瞬間は、そんな時。

それは、この手が生み出すものが、
その先にある誰かの喜びに繋がっていく予感がした瞬間。


日々の暮らしも、毎日の仕事も、
みなひとつの流れの中に連なっていくように。

誰かの幸せに、自分の幸せがめぐり合うとき。
生きることに夢中でありたい。



(※メールマガジン、Ryuzu【リューズ】に、9日に1度、短いコラムを書いています。)
[2015年5月4日発行のメルマガに掲載のコラムより。]
http://archive.mag2.com/0000018082/20150504150000000.html


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