2013年2月16日土曜日

自在鉤の修理


今回はちょっと番外編。自在鉤の修理です。


料亭で実際に使われている自在鉤。
ひとつは外れてパーツがバラバラに、もうひとつは接合部が痩せてガタガタになっていました。

破損したパーツは、新しく用意。新しく、といっても、錆びた鉄を用いて、油をなじませ、色味や雰囲気を合わせてあります。
痩せて外れてしまったカシメ部分を、しっかりとカシメ直し。これで荷重がかかっても大丈夫でしょう。改めて組みあがってみると、重厚でしっかりとしたつくりの自在鉤です。 


 こちらは、痩せてしまったのか、だいぶガタガタな状態。カシメ直すために、一度木から取り外します。









 こちらもしっかりと両側からカシメ直し。木との固定には、釘が用いられていましたが、市販の釘では雰囲気がそぐわないので、錆びた番線を叩いて釘の頭を作り、用いました。




実際に使われているものなので、強度を重視して、しっかりと。

勉強になりました。

古い道具も、またこうして新たに使い続けることができるように、お手伝いできれば嬉しい限りです。



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