2012年4月30日月曜日

ミニミニフライパン


いつものフライパンよりも、ずっと小さなサイズのミニミニフライパン。
COOK & DINE HAYAMAさんの、開店記念品として制作しました。
(ボールチェーンとCOOK & DINE HAYAMAさんの革のロゴは、クック & ダインさんにて制作、取り付けされたものです。)


制作方法は、いつものフライパンとほぼ同じ。
切り出した一枚の鉄板を熱して叩いて形作り、持ち手の部分も、裏側に向けてくるりと丸みをつけています。
ただ1点違うのは、いつものフライパンは油焼き仕上げなのに対して、こちらのミニミニフライパンは、蜜蝋仕上げ。

さて、このフライパン、どのくらいミニミニなのかというと・・・。


いつものフライパンと比べてみると、こんな感じです。
手の中に収まるくらい・・・というか、指の長さくらい。

おかげさまでご好評頂き、追加制作も。COOK & DINE HAYAMAさんにて、販売もされています。


さて、ここでクイズです(笑)。
フライパンに山盛りの、ミニミニフラパン。
いったい何個ぐらい、あると思いますか?

ビンゴの方1名様には、Metal NEKO製の何か素敵なプレゼントをご用意いたします!
facebookページ掲載のクイズのコメント欄、または、このbogのコメントにて、ふるってご応募下さい。
(※応募期間は、5月6日までとさせて頂きます。)


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2012年4月27日金曜日

すっきりとした強さを持つ、ショートタイプのリフター


ダッチオーブンのリフター3部作の最後は、細い丸棒を組み合わせた、ショートタイプのリフター。
材は細いですが、組み合わせて構造を作ることによって強度を出し、すっきりとした強さを持っています。

こちらも、蓋のホールド部分には、緩やかな曲線を持たせてあり、平らな蓋にも、ふくらみのある蓋にも対応してしっかり押さえてくれます。


前にご紹介した2つのタイプが、どちらかというと、鉄に重厚さや存在感を求められる方向けだとすると、こちらは、軽やかさやスマートさを求められる方向けかもしれません。

雰囲気はだいぶ違いますが、でもどちらも同じ鉄。
見た目や雰囲気、そして使い勝手など、ぜひ実際に比べてみて、お気に入りのタイプを選んで頂ければと思います。

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2012年4月26日木曜日

ダッチオーブンのリフター(ショートタイプ)


ダッチオーブンの蓋を開けるリフター。
こちらはショートタイプ。




曲面にふくらみのある蓋にも、平らな蓋にも対応して、かっちりと押さえて、重たい蓋の開閉を容易にします。
 
持ち手部分は、当初革紐巻きのみの予定でしたが、革紐を巻いていない状態でも、手の中へのフィット感が好評で、鍛鉄の質感と感触も活かせるよう、革紐巻ありとなしの2パターンご用意することになりました。

これもやはり、ぜひお手にとって確かめて頂きたい、自信作です。
こちらも、COOK & DINE HAYAMAさん限定モデル。



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2012年4月25日水曜日

ダッチオーブンのリフター


ダッチオーブンの蓋を開ける、リットリフター。


アウトドアなどで調理する際に、上からも下からも熱が良く伝わるように、蓋の上にも炭を載せて調理するため、蓋の上もかなり熱くなっています。
そんな時に重宝するのが、ロングタイプのリフター。


蓋をしっかりホールドした状態で、蓋を開け閉めすることが出来ます。


持ち手の部分には革紐巻き。指を掛ける部分も、鍛造によって曲面を出し、角が当たることがなく、手の中にフィットするようにデザインしています。
そして、このバランスで、自立もします。

一味違う道具で、特別な料理を、さらに楽しく。
COOK & DINE HAYAMAさん限定モデルの、ロングタイプです。
ぜひ一度、お手にとってお確かめ下さい。 


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2012年4月20日金曜日

それを深く知る人と共に、自分の中にないものを作る。


自分の中にないものは、生み出すことは出来ない。

人は日々、知識や経験など、様々なものを自分の中に蓄積していきます。
意識的に、無意識に、そうして積み重ねられてきたものたちが結びつき、融合し、新たな形に昇華して生み出されてくるものたち。

暮らしの中で使われるものを作りたい。
そうは思っても、自分の今までのライフスタイルの中になかったものは、やはりなかなか思いつくことも生み出すことも、難しいものです。
実感のないものを、形だけなぞってしまうかのような。

自分が今まで知らなかったライフスタイルや物を深く知る方と共に、仕事が出来る時。
お互いの積み重ねてきたものが、互いの枠を超えて結びつき、融合できた時。
自分の中にあるものを繋ぎながら、自分の中になかったものへと、辿りつくことができるのかもしれません。


今回、クック & ダインさんにご依頼を頂いた、ダッチオーブンの蓋を開ける、リットリフター。
正直、私は今まで、ダッチオーブンを使ったことはありませんでした。
でも、お話を聞いただけでも、これは面白そうだと・・・。
そして実際、本当に楽しく、わくわくした仕事となりました。 


求められる機能。
手にした時の収まり具合、フィットする感覚。
そして、そこに、作ることでこそ生まれてくる形を、どう融合させていくか。


長くダッチオーブンを取り扱ってこられて造詣の深いクック & ダインさんと、打ち合わせや試作、検討と、いくつものやり取りを重ねてきた中から、厳選された3種類(バージョン違いを含めると4種類) のリフターが完成しました。


これは本当に、ぜひ実際に手にとって、その使い勝手や手の中に収まる感覚を試して頂きたい品です。
本日OPENのCOOK & DINE HAYAMAさんにて、限定販売始まります。




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2012年4月19日木曜日

ずらりと並んだ、鉄の調理器具や作家さんの道具たち。


いよいよ明日20日OPENのCOOK & DINE HAYAMAさん。
その豊富なラインナップの一部をご紹介します。


アウトドアなどでも大活躍の、ダッチオーブン。
このダッチオーブンの蓋を開ける道具、リットリフターを、クック & ダインさんと共同開発、制作しました。
COOK & DINE HAYAMAさんだけで限定発売の、オリジナル品です。
後日、また詳しくご紹介します!

COOK & DINE HAYAMAさんでは、ダッチオーブンやフライパンや鍋、南部鉄器の鉄瓶など、様々なメーカーさんの調理器具が並んでいるのに加え、作家さんの制作した品々もピックアップして展示されています。


ショップ中央の大きなテーブルには、南部鉄器の急須や鍋敷などがずらりと。
その手前の、入り口入って真正面のところに、Metal NEKOの品々や、KO'DA STYLEさんの帆布バッグや、木工・家具のタナカナオコさんの品々が並んでいます。


鍛鉄の天利哲さんの品々もこちらに。レセプションの間、いろいろとお話させていただいて、いろいろと偶然の共通項などもあって、ずいぶんびっくりしました。
中華鍋製造日本一の山田工業所の山田社長のお話は、桁外れに大変面白く、常に新たな製造にも挑戦されている姿勢など、大変勉強になりました。
山田工業所さんとクック & ダインさんのコラボ、「男のソテーパン」も、凄まじいです。




そして、今人気の、turk社さんのフライパンも。

私もそうですが、フライパンというと、今はだいたい鉄板から作るところが多いと思います。
けれどもturk社さんのフライパンは、昔ながらの製法を守り、なんと大きな鉄の塊から作るのです。
鉄の塊を叩いて叩いて延ばして平たくして、板状にしてから、フライパンを作る。
その工程がクック & ダインさんのサイトにも紹介されていますが、凄まじいです。

大変恐れ多くて恐縮ですが、 まさかの競演?宜しくお願いいたします。


 
恐縮ついでに、レストランにお越しの際は、ぜひトイレにもお立ち寄り下さい。
COOK & DINE HAYAMAさん限定のトイレットペーパーホルダー、ぜひ、使って、試してみて下さい。


いよいよ明日、20日のOPENです!
様々な道具を、見て、触れて、そして実際に味わって、その使い心地をぜひ実感してみてください。



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2012年4月18日水曜日

4月20日、COOK & DINE HAYAMAさん、OPEN!


鉄をテーマにした調理器具と料理のお店、COOK & DINE HAYAMAさんが、いよいよ4月20日(金)、グランドオープンします。

オープンを控えた先日、COOK & DINE HAYAMAさんにて、プレオープンレセプションがあり、私も出席してきました。

材木倉庫として使われてきた建物をリノベーションした店舗。ずっと培われてきた時間に新しさを吹き込むような、クック & ダインさんのコンセプトを実現したような、趣のある空間になっています。



広々とした店内は、物販ブースとレストランとに分かれています。
物販ブースでは、ダッチオーブンやフライパン、南部鉄器の鉄瓶や鍋敷き、GLOBAL包丁などのキッチンツールをはじめ、鉄や木工、帆布の作家さんの品々もあって、とても豊富なラインナップとなっています。
Metal NEKOも、フライパンをはじめ、COOK & DINE HAYAMAさんと新に共同開発した、このお店だけのオリジナル限定アイテムなども取り扱って頂いています。

また、何故か鉄が好きな方は革も好きな方が多く、愛用者の多いトラベラーズノートも豊富に取り揃えてありました。


そして、ダッチオーブンをはじめとした鉄の調理道具を用いた料理の数々が味わえるレストラン。

地元葉山や三浦半島をはじめ、全国から厳選された美味しい食材を用いた、素材のうまみをぎゅぎゅっと引き出した料理の数々を味わうことが出来ます。

 長年、ネット販売を中心に、鉄の調理器具を販売されてきたクック & ダインさん。

しかし、「鉄って重いんでしょう?」、「鉄って錆びるんでしょう?」、「鉄って取り扱いが面倒なんでしょう?」などといったイメージをもたれてしまうことも多く、料理をもっと美味しくできる鉄の魅力を、実際に見て、触れて、味わって、もっともっと知って頂ければ、との思いから、このお店を開かれたそうです。

鉄の調理道具の取り扱いにも、それを用いた料理にも詳しいクック & ダインさん。きっとこのお店で、親切丁寧に、その魅力を教えて頂けますよ。


料理が美味しく、楽しく、暮らしが豊かになるお店。
鉄をテーマにした、COOK & DINE HAYAMA さん、いよいよ4月20日(金)にオープンします!


これからどんどん、良い季節になっていく葉山。
お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄り下さい!


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2012年4月14日土曜日

時を刻む。暮らしを描く。


「鉄って、錆びたりするんじゃないの?」

お客様から、よく聞かれる質問です。

正直に言いましょう。

そうですね、錆びますね、鉄は。


もちろん、様々な仕上げを施し、「錆びにくく」してあります。
でも、だからといって、絶対に錆びない、というわけではありません。


鉄は、錆びる。
鉄という素材が、生活や工業、産業の中で、ありとあらゆる場所で当たり前のように使われながら、でも何となく、素材として少し距離感をもたれてしまうことがあるのには、ひとつはそんな理由からかもしれません。

鉄は、錆びる。
でも僕は、そのことがまた、鉄という素材の、大きな魅力でもあるように感じます。


僕はよく、自然に錆びた鋼材を再生して利用することがあります。 
まっ茶色に錆び付いた鋼材から錆を落とすと、自然に腐食して出来た凹凸の表情が浮かび上ってきます。
そこにはまさに、長い年月を経てきた味わいがあります。

錆びていくことは、人が歳を重ねていくことと、同じような味わい深さがあるように感じます。
歳を重ねることで刻まれていくもの。それは決して、マイナスなイメージではなく、重ねた歳月と経験の分だけ、なおいっそう魅力と輝きを増し、より人生を深くしてくれるようなものだと思うのです。


長い時間を経過して、自然にできた表情。
炎に熱され、ハンマーで叩いて成形した跡。

出来上がるまでに過ごしてきた時間が、そのまま刻まれているような道具。
そこにこれから刻まれるのは、使う人と共に過ごしていく、使う人の時間。

大切な時間や思い出も、共に刻まれていくような、そんな品が作れたら、と、いつも願ってしまいます。


忘れ去られて、ほったらかしになっているような道具ほど、錆びていたりします。
いつも身近にあり、よく使う道具ほど、意外なほど錆びにくかったりします。


もし、お願いできるとするならば、どうか少し、身近においてやって下さい。
毎日とは言わずとも、時折気にかけてやってください。
そして出来れば、飾りのままにはしてしまわずに、使ってやってください。
ほんの少しくたびれて錆びてしまったら、錆を落とし、時々メンテナンスをしてやってください。

ただそれだけのことで、ずっとずっと、長く長く、鉄は在り続けます。

あなたの代から、子供へ、もしかしたら、孫へ。
もしかしたら、代々使っていくことが出来るくらい、鉄は歳月を重ねてくれます。共に過ごした歳月を、その身に刻みながら。


僕はそんな道具を作りたいと思っています。

例えば、絵筆や彫刻刀のような。
使う方々が、その道具を使って、それぞれの時を刻み、それぞれの暮らしを描いていくような、そんな道具を。

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