2011年5月23日月曜日

TACIO CANAS のウェブサイト

はんだすなおさんと故サトウタカシさんのユニット、TACIO CANAS(タシオ カナス)。
「月までのトンネル」という曲で、コラボレーションをさせて頂き、ライブでも演奏、パフォーマンスをさせて頂いたのが、去年のこと。

(その時の様子は、blog↓にも詳しくUPしています。)
http://metalnekoblog.blogspot.com/search/label/TACIO%20CANAS


そのTACIO CANASのウェブサイトにて、アルバム「Soup」のネット販売のページができ、何曲か試聴もできるようになっています。

[TACIO CANAS ウェブサイト]
[TACIO CANAS  Shopのページ]

こちらのShopのページで、「月までのトンネル」も、一部が試聴できるようになっています!
まだお聴きになっていない方は、この機会に、ぜひ!お聴き下さい。

TACIO CANASのハンダスナオさんがパーソナリティーを務められているラジオ番組、「ス的にニューオリンズ!」でも、TACIO CANASの楽曲を聴くことができます。
「ス的にニューオリンズ!」は、FM西東京(84.2Mhz)で、第2、4月曜日、24時から。ネット上でも、サイマルラジオからお聴き頂けます。

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2011年5月20日金曜日

手にするものの温かみ


ちょっと特殊な、ものづくりのツール。
少し変わった形をしていますが、いろいろ検討した結果、この形に落ち着きました。

道具や何か手にするものを作る時、持ちやすく、手の中に違和感なくフィットしてくれたら・・・と、いつも思います。
手にした時の違和感がなく、ずっと持っていたくなるような形状や感触。
あたかも手と一体となるような、手の感覚が道具の先端に伝わるような、そんなものが作れたら・・・とも願ってしまいます。

そういうのは、いわゆる使う時の機能性、という話。
このちょっと変わった形、意外に思われるかもしれませんが、実は作る時にも作りやすい形なのです。(僕にとっては、かもしれませんが。)

鉄を熱して叩いて曲げて、アンビル(金床)の上の作業だけで、出来る形。
鉄や作業の特性や利点をそのまま生かして、無理なく自然に出来上がる形。

使うことで要求される機能的な形と、実際に作ることで生まれてくる形がうまく一致すると、作り手としてはやっぱり嬉しかったりするのです。



よく手になじみ、違和感なくフィットする道具。
離れがたく、ずっと手の中にもち続けられるような道具。

そんな道具をずっと持っていると、ふと気がついたときには、自分の体温ですっかり温まっていたりします。

鉄に感じるぬくもり。道具や手にするものに、感じるぬくもり。誰かの作ったものや何かに感じるぬくもり。
何かにぬくもりを感じる時。それを作った人や、そのもの自体が発するぬくもりもあるでしょう。
でももしかしたら、その「もの」が、それを使ったり手にしたり、見たりする人の手や体、心に、あまりにもぴったりと、寄り添うようにフィットすることで伝わってきた、その人自身の温かさなのでは、とも、ふと思ったりもします。


そんな道具やそんなものを作れたら・・・と、一人のつくり手としては、願うばかりです。

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2011年5月11日水曜日

鉄のフライパンの使い方




鉄のフライパン、というと、「焦げ付きやすいのでは?」とか、「お手入れが面倒」との印象をもたれている方も多いかもしれませんね。
先日のイベントの際にも、お客様といろいろお話をさせて頂いても、やはりそうなのかな、と思いました。

でも、意外とそんなこともありませんよ。
そんなわけで、今回は、鉄のフライパンの使い方について、もっと知って頂ければと、簡単にご案内したいと思います。

鉄のフライパンは、最初は少し青みがかった酸化被膜で覆われています。いわゆる黒皮がついている状態です。
この表面に、使い込むことで油が良くなじむことで、錆びにくく、また焦げ付きにくくなっていきます。



使い始める前に。


まず最初に、ご購入頂いてから、初めてお使いになられる際には、ほこりなども付着していますので、柔らかいスポンジなどに中性洗剤をつけて軽く洗い、水またはお湯でよく洗い流し、水気を良くきって下さい。

ここから先は、毎回お使いになる時の手順と同じですよ。


最初は中火にかけ、少しフライパンを温めてから強火にし、少し白い煙が出るくらいまで空焼きします。そうしたら、油をほんの少し入れ、全体によくなじませてください。余分な油はオイルポットなどに戻し、フライパンの表面をキッチンペーパーなどで拭き取ります。

調理の前に、「空焼きで鉄板を高温にし、油をなじませる」と、調理の際にもフライパンに焦げ付きにくくなりますよ。
ただし、少し白い煙が出るくらいですと、フライパンもかなりの高温になっていますので、濡らしたふきんをたたんで脇に用意しておき、その上に一度フライパンを置いて、余分な熱を取ってから調理した方が良いかと思います。

鉄のフライパンは、熱の伝わり方や蓄熱性も高いので、最初のうちは、従来のフライパンに比べると、火加減が強めに感じるかもしれません。
徐々に慣れていきながら、ちょうど良い火加減を見つけて頂ければ幸いです。




目玉焼きも、このとおり、するっと。カリカリ具合もいい感じです。


さて、調理の後は、洗い物。

とても良く言われていることが、「鉄のフライパンは水で洗うだけ。洗剤は使ってはいけない。」 との話。
でもこれって、本当でしょうか。諸説あるので、正しい、間違っているとはあえて言いません。
が、私は個人的には洗剤を使って、スポンジなどで洗っています。

私が参考にしたのは、ほぼ日刊イトイ新聞さんの、こちらの記事。
[ほぼ日刊イトイ新聞 主婦と科学。 研究レポート32 鉄のフライパンとサビの科学。]

ここでは、NHK「試してガッテン」で放送されていた、「中国料理の達人が『洗剤を使って洗い』『乾かしもせず』『そのまま朝まで伏せておくだけ』(ほぼ日より引用)」との内容を紹介しています。
秘密は、「油脂が重合した膜」
ぜひ、この記事、読んでみてください。

ちなみに、前述の、「調理の前に、最初にフライパンを高温に熱しておく」ということの理屈は、同じく、ほぼ日さんの[主婦と科学。研究レポート33 焦げの科学。]が参考になりますよ。


しっかりと使い込み、お手入れされたフライパンは、洗剤で軽く洗うくらいなら、表面に出来た油脂の膜は、ちょっとやそっとのことでは落ちません。
それなら、油脂の膜は落ちなくても、調理の汚れはしっかり落としておいた方が、衛生的にはいいような気もします。

もちろん、様々な説やご意見があると思いますので、実際に使われて、感覚的・経験的によりよいと思われる使い方、お手入れの仕方を見つけて頂ければと思います。
あくまでも、ご参考のひとつとなればと思います。


さて、そんなわけで、使用後は、なるべく早く、洗ってください。
調理後の料理を、フライパンに入れたままで長時間保存したり、水に濡れたままでの長時間の放置は、出来る限りお避け下さい。

洗う際には、中性洗剤を用いて、柔らかいスポンジなどで洗うか、たわしなどで軽く水洗いをしてください。ささらを使って洗う、というのも、昔からよく言われていますね。
この時、酸性の洗剤や、塩化物を含んだ溶液などは、錆を発生させやすくなりますので、あまりお使いにならないで下さい。
金だわしなどであまり強くこすりすぎると、せっかくの油脂の膜や酸化被膜(黒皮)も削り落としてしまうことがありますので、ご注意下さい。(銀色に地金が見えている状態が、一番錆びやすくなってしまいます。)

油脂の膜がしっかりついていたり、日々頻繁にお使いの場合には、前述のように洗いっぱなしでも良いようです。その場合でも、なるべくなら、水気はよく切り、拭き取っておく方がお勧めですが。
私は一応、水洗い後にも、再度空焼きをして、油を少しなじませ、両面を拭いておきます。次の使用までしばらく間が開くような、保管の際にもその方が良いでしょう。



もしも焦げ付いてしまって、表面に焦げ付きがひどかったら。

金だわしなどであまり強くこすりすぎると、せっかくついた油脂の膜や酸化皮膜(黒皮)も削り落としてしまうことがありますので、ご注意下さい。(銀色に地金が見えている状態が、一番錆びやすくなってしまいます。)

個人的にお勧めなのは、フライパンに薄く水やお湯をはり、火にかけて沸騰させること。焦げ付きもふやけ、フライ返しなどで簡単にこすり落とすことが出来ます。
空焼きで焦げ付きを炭化させて、やはりフライ返しなどでこすり落とすという方法もあるようです。
どうぞお試しあれ。



もしも錆びてしまったら?

まずは錆を、金だわしや紙やすりなどで錆を良く落としてください。
一度真っ赤になるまで熱すると、錆も落ちやすくなったりもしますが、一般のご家庭ではちょっと危険かと思いますので、自己責任で十分なご注意を。
鉄の銀色の地肌が見えるくらいに錆が良く落ちたら、再度空焼きをして、青い黒皮(酸化被膜)をつけて表面を保護し、油をよくなじませてください。




いかがでしょうか?
「やっぱり手間」と思われてしまうでしょうか・・・。
改めて文章にすると、長々となってしまいますが、どれも日々の暮らしの中で、本当にほんの少しのひと手間。
自分の道具、自分のフライパンを育て、使いこなして、料理を美味しく、暮らしを豊かにする。そんなひと手間を楽しみ、そんな愛着を持って長く使って頂ける道具に、めぐり合って頂ければ幸いです。


フライパンの表層にある酸化被膜と油の焼付けによって出来る重合した層については、こちらの記事もご参照頂ければ幸いです。
「火造り鍛造フライパンの表層について」


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東日本大震災に関する支援金の寄付について(※2015年12月6日:追記)

Metal NEKOでは、東日本大震災につきまして、売上の一部を被災地の方々への義援金または支援活動を行われている方々への支援金として、継続して寄付させて頂いております。

1月~2月分の売上の一部につきましては、日本赤十字社さんへ義援金として寄付いたしました。

3月~4月及び先日のOZONEクラフトマーケットの売上の一部は、オンライン寄付サイトGive Oneさんの「東日本大震災 緊急支援寄付パッケージ」に寄付させて頂きました。
支援金として、登録6団体へ均等配分されます。
[Give One 公式HP]
[
東日本大震災 緊急支援寄付パッケージ]

微額ではありますが、今後とも寄付金の支援を継続してまいります。



[2015年12月6日:追記]
Metal NEKOでは、現在、売上に応じた金額を、日本をはじめ世界中で起きている災害や紛争、食糧問題等で苦しむ方々を支援する活動に寄付させて頂いております。
主な寄付先は、以下の通りです。

 日本赤十字社  国内外の災害救護活動
 国連UNHCR協会 難民支援活動
 国連WFP    食料支援活動
 国境なき医師団 医療支援活動

ささやかではありますが、今後とも毎月継続的に支援金の寄付を行ってまいります。


誰もが自分自身の未来に、家族や大切な誰かの未来に、
自由に夢を描き、希望を抱けるように。



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2011年5月9日月曜日

OZONEクラフトマーケット終了しました!


 5月6日~8日まで、新宿のリビングデザインセンターOZONEにて開催されました、OZONEクラフトマーケットに出展しておりましたが、昨日会期終了いたしました。

今回のイベントは、主催者発表でも、残念ながら、やはり全体的にご来場頂いたお客様が少ないとのことではありました。
しかしそれでも、多くの皆様にお越し下さり、Metal NEKOのブースにもお立ち寄り頂き、お買い上げくださったり、ご注文等のお問い合わせや、今後の貴重なお話など頂け、大変嬉しく、感謝しております。

皆様より貴重なお時間とご機会を賜りましたこと、篤く御礼申し上げます。


制作と準備、そして出展に集中している間にも、世の中が大きく動き、変化していく様を感じ、自分にとってのなすべきこと、そしてものづくりとは、と、考えながらの日々でした。

大それたことでもなく、奇跡のようなことでもなく、地に足をつけて、日々の心豊かな暮らしが積み重ねられていくことにこそ、数多の確かな希望があるように、改めて感じます。
そんな心豊かな暮らしに繋げられるように、今回頂いた貴重な機会も大切に、今後なおいっそう励んでまいります。

今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。


なお、今回のイベントでの販売も含め、売上の一部は、東日本大震災の被災地の方々への義援金または支援金として、寄付させて頂きます。

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2011年5月5日木曜日

明日からOZONEクラフトマーケット、出展します!

ようやく準備完了、いよいよ明日から、OZONEクラフトマーケットに出展いたします!
新宿のリビングデザインセンターOZONEにて、5月6日(金)から、8日(日)まで、6階のブースで展示しますので、どうぞ宜しくお願いいたします。


今日はこどもの日でしたね。
ここしばらく、作ることに集中しながら、作ることの先に繋がっていくものについて、考える日々でした。

作ることの、その先に、使って頂ける方々の日々の暮らしがあり、積み重ねていく日々の暮らしの先に、未来がある。
今日はなおさら、子供たちの素敵な未来を願って。

あすからの3日間、多くの皆様とお会いできることを、心より願っております。
どうぞお立ち寄り頂き、ご覧頂ければ幸いです。


なお、今回のイベントでの販売も含め、売上の一部を東日本大震災の被災地の方々への義援金または支援金として、寄付させて頂きます。

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2011年5月4日水曜日

鍛造で作る、鉄の靴べら

今日も、[OZONEクラフトマーケット出展者blog]からの転載です。

こんにちは、Metal NEKOです。
いよいよ出展まで、あと2日となりました。

今日は、ちょうど丸棒一本から叩き上げて作る靴べらが出来ましたので、どうやって作っているかも交えてご紹介します。

昔から、「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが、普段はとても硬い鉄も、赤く熱した状態ではとても柔らかくなります。
赤く熱して柔らかなうちに、ハンマーで叩いて広げたり、細めたり、曲げたり・・・といった加工を行います。
鉄を打ち鍛えて作る、いわゆる「鍛造」です。

鉄を熱するには、ガスバーナーやコークス炉を用います。
鉄が熱されて赤く色づき始めるのが、だいたい500~600℃くらいで、温度が上がるにつれてしだいに暗い赤から明るい赤、やがてオレンジ、黄白色へと近 づいていきます。この時で1000℃くらい、やがて溶け始めてしまいますので、その前に、そして柔らかいうちにすばやく、形作っていきます。

叩く方向や叩き方を変えることによって、横に平らに広げたり、細く伸ばしていったり。
そうやって、丸棒一本から、靴べらの完成です。

この靴べらは、漆の焼付け仕上げ。
持ち手の部分には、革紐を巻いてあります。

お使いの方からは、「適度な重量感も良くて、肩たたきにも重宝しているんですよ」との、作り手からするとなんとも微妙なコメントを頂いたことも。
ぜひお手にとって、その使い心地や質感など、お確かめ下さい。


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2011年5月3日火曜日

鉄のフライパンと鍋敷やコースター

OZONEクラフトマーケットまで、いよいよあと数日。
ただ今、制作&準備の真っ最中です。

OZONEクラフトマーケットの公式HP内に、出展者blogというのがあり、その中でも毎日、出展作品をご紹介しています。
ぜひこちらもご覧下さい!


そんなわけで、今日は、OZONEのblogにUPした内容を、こちらのblogでもUPしてみます。


いよいよ出展まであと数日となりました。
会場で多くの皆様とお会いできるのを楽しみにしつつ、制作も準備も、最後の追いこみです。
日々の暮らしの中に溶け込むように使って頂けるものを、と願っております。


今日は、キッチン&テーブル周りの品々をご紹介。
一枚の鉄板から叩いて成形したフライパンです。
強火で均等に熱された鉄板で、短時間に料理が出来るので、経済的なうえに、パリッとカリッと、美味しく出来上がります。
サイズは(L)Φ220mm、(M)Φ200mm、(S)Φ180mmの3サイズ。
キッチンやテーブル周りに鉄の品?
耐熱使用の鍋式やコースターをご用意いたしました。
フライパンは油焼仕上、鍋式やコースターは、耐熱塗料の焼付仕上となっています。

フライパンは数日前に出来上がったばかり、鍋式も今まさに、最後の仕上げの真っ最中。
出来立てほやほやを、会場へお届けいたします。

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