2010年5月20日木曜日

決めすぎないということ


例えば、ステンレスのスプーンの時。
匙の部分をつるつるに研磨すべきなのか、鎚目を残した仕上がりにした方がいいのか。
様々な方から、それぞれの意見を伺って、どちらがいいのか、ずいぶん悩んだこともありました。

でも、どちらのタイプにも、「こっちの方がそっちよりもいい」といってくださる方がいる。

どちらがいいのか。

散々悩んだ挙句の結論は、「どちらも作れる方が、よりいいのではないか」、と。


作ることに限らず、日常の様々なシチュエーションで、いつも、様々な選択肢が次々に現れては、何かを選択することを重ねていくことで、いろんなことが進んでいきます。
中には、突きつけられる選択肢のうち、どちらかひとつだけを選ばなければならないことも、確かに多いでしょう。

たくさんの選択肢の中から、一つ一つ選んでいくことは、方向性を定め、分かりやすくし、それがスタイルにもなったりもします。


でも、必ずしも、「どちらか」を選ばなければならないというわけではない。
ある程度選択したなら、それ以上は決めすぎない、というか、むしろ異なるものも、どちらも(いくつも)選択して内包しておく方がいいこともある、と自分は思います。

 
それは傍目には分かりにくく映るのかもしれません。
ただ、もはや選択の余地がないほどに決まってしまった分かりやすさよりも、むしろずっと、様々に異なる人それぞれに、向かい合うことが出来る可能性があるのではないか、とも思ったりします。


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4 件のコメント:

  1. おはようございます。

    最近、いろいろと考えることがあり、悩んでいました。「決めすぎない」、その言葉に救われた気がします。

    松本は初夏をすっ飛ばして変な夏日が続いています。体調管理が大変ですが、いよいよクラフトフェア本番です。こうして、今、ここにいられることを幸せに思います。

    それでは、新緑の松本でお会いできたらうれしく思います。お身体をお大事に。

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  2. スプーン、届きました。ありがとう。拝見するのは26日までお預けです。おしゃれなパッケージで、奥さんのお見立てかなと、喜んでおります。ではまた。

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  3. キクチさん、こんにちは。
    コメントありがとうです。

    いろいろと、悩むことは多いと思います。
    もしどちらも優劣つけがたく、ひとつに絞りきれないなら、むしろ積極的に、どちらもできるようにふたつとも選択してしまう方がいいこともあるかもしれません。
    そんな意味で、書いてみました。

    今年はいきなりの夏日、体調管理が大変ですね。
    松本クラフトフェアへの当事者としての参加、きっととても意義深いことと思います。
    大変なことも含めて、楽しめるようになるといいですね。

    松本、行きたい、見たいと願いつつも、仕事の方が相変わらず立て込んでいて、やや難しそうな気配です。
    とにかく今は、出来る限り仕事を進めながら、行けそうかどうか、考えてみたいと思います。

    では、また。

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  4. 飯野先生、遅くなりましたが、無事届きまして、ほっとしました。
    気に入っていただければ、嬉しい限りです。
    自分たち二人も、末永く祝い合えるように、仲良く暮らしていきたいと思います。

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