2017年5月24日水曜日

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かつて自分がいた場所。 そこで何を思い、どう動いたのか。 原点ともいえる場所に、ふと立ち返る。 そんな瞬間は、いつも思いがけずあるものです。 問い合わせの電話の向こうから聞こえてきた、 工場のラインで機械たちが奏でる、様々な音色。 交代勤務なので…との現場の方の声に、 かつて自分も新人の頃、工場で現場の方々と共に、 半年ほど交代勤務に入っていたことを思い出しました。 一週間交代で、昼夜逆転させるときの眠気との闘い。 残業の時に現場の人に支給されて、いつもお裾分けしてもらえた焼きそばパンとコーヒー牛乳。 夜勤明けの妙なテンションで、踊っていた主任の姿。 あの時はずいぶん痩せましたが(笑)、あの頃の濃密な時間が、やはり自分にとってのものづくりの仕事の原点だった、とも思うのです。 そんなことを思い出しながらの作業となった、昨日のワークショップ。 ふと立ち返り、そこから今を、未来を、降り返る。 どこまでも行けるのは、きっとどこかに、帰ることのできる場所があるからかもしれません。 #fb via Instagram http://ift.tt/2rO3TeA
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2017年5月22日月曜日

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お施主様の好きなバラのサイン、施工完了です。 それにしても、今日も暑い日でしたね…。少し涼しげな色合いで、お客様をお迎えできれば。 #fb  via Instagram http://ift.tt/2qNQXoW
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2017年5月21日日曜日

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大正時代に創業したという企業から頂いた、制作依頼。 どうしても機械ではできず、熟練の職人の手仕事でなければ できない作業があり、その時に職人の手となり腕となる道具も、 また機械ではどうしてもできないのだとか。 今までその道具作りを頼んでいた鍛冶職人さんが、 高齢でやめてしまい、以来、ほうぼう探し求めているけれど、 満足のいく品には巡り合えていないとのことで、 私のところに訪ねてきてくださいました。 プレスでも作るのが厳しく、機械打ちでもできないと断られた、 と聞いては、がぜん血が騒いできて、もうどうにもやりたくて 仕方がなくなるのが、職人の性というものなのでしょうか。 幸いにも、今まで培ってきた技法を応用すれば、 何とかいけそうだとの感触で、試作をお引き受けすることになりました。 いろいろと面白いお話も伺えた、打ち合わせの後。 その技術で仕事ができるのは、もう日本では1社か2社、とのお話に、 もしかしたら、機械ではできない領域を見極め、 手仕事の技術を磨いてきたからこそ、 創業以来、ずっと続けてこられたのではないかとも、ふと思います。 機械ではできない領域を知る職人さんたちを唸らせるような、 そんな道具を作れるように、いずれなりたい。 創業10年ちょっとのひよっこの、それが次の10年の目標のひとつ。 [メールマガジンRyuze+ 2017.5.20 に掲載のコラムより] 様々なジャンルで活動する10名のコラムニストが、毎日厳選されたフレーズとともに、日替わりでコラムをお届けする、ココロチューニングマガジン。毎週土曜日に、コラム掲載中です。 http://ift.tt/2pX41v5 #fb  via Instagram http://ift.tt/2rpfWS2
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2017年5月18日木曜日

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とある企業から、社員研修のお礼状を頂きました。 何百人もいる社員全員が、各々行きたい研修先を探し、 今まで体験したことがないような職種の仕事を体感する。 「専門職だからこそ、いろんな職業を想像できなければ。」 「専門サービスを利用するお客様のために、 『想像する』範囲を広げたい。」 という研修のコンセプト、確かに、とも思います。 研修先の人たちのために、自分たちは何ができるか、 と考察する研修レポートからも、考えるきっかけをもらいました。 自分なら、この腕、技術、持てるものを費やして、 どう関わり、どう役に立てるだろう。 思いがけないところと関わりあうことも、 多くなってきたこの頃。 何ができるのか、想像してみるところから。 #fb  via Instagram http://ift.tt/2pNbxZg
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2017年5月17日水曜日

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ここしばらく、慢性的にフライパンの制作の方が追いつかない状況が続いていて、かなり長期に渡りお待たせしてしまっていましたが、この度、意を決して、要となる当金を全面的にリニューアル。 普通ならまずやらないであろう作り方で作っているので、少々時間はかかりますが、自分の思いのままに微調整が効くので、制作しては調整しつつ、ようやくいい具合に整いました。 結果は上々、4LからSSサイズまで、制作スピードも仕上がり具合も、かなり向上したのではないかと感じています。 さぁ、これで頂いているご注文にも、夏に向けても、ガンガン対応していける体制が整ってきたのでは、と。 そして、この制作方法を応用して、また新たな方面のご依頼にお応えできそうで、どう作ろうか、イメージトレーニングしつつ…。 #fb  via Instagram http://ift.tt/2qraflH
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2017年5月1日月曜日

結婚式のサプライズプレゼントムービー


先日、富山からはるばるフライパンの制作体験にやってきたくださった方々。
結婚式の新婦様への、新郎様からのサプライズプレゼントということで、披露されたムービーです。

(通常は、動画のUPは基本的にはお断りしているのですが、)本当に遠路長時間をかけてきてくださったのが伝わってきて、またなんだかとてもさわやかな映像でしたので、こちらからぜひにと、公開して頂きました。

新婦様にも、ご出席の皆様にもご好評だったとのことで、こちらとしても嬉しい限りです。
ご自身の手作りのフライパン、新しい暮らしの中で、末永くご愛用頂ければ幸いです。


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2017年4月28日金曜日

お応えしていけるように…。




ご無沙汰しがちのまま、春もあっという間に駆けてゆき、もう新緑の季節...。大変失礼致しております。

私事ながら、第二子誕生に伴い、昨年末くらいから、公私共に想像以上に立て込んでしまい、たくさんのご依頼を頂いておきながら、なかなかお応えできないことも多く、多くの皆様をおまたせしてしまい、申し訳ございませんでした。

4月からは下の子も保育園に通うこととなり、相変わらず毎朝毎晩バタバタしてはおりますが、それでもようやく少しずつ落ち着いてきて、ひとつひとつにじっくりと向き合い、お応えしていけるような環境が整ってきたように思います。

誕生日の制作は、医療器械メーカーさんの手術用の道具の鍛造。恐ろしく硬い材料に、四十過ぎの体をバキバキ言わせながら、でもそうした仕事ができる喜びも噛み締めています。

「今まで頼んでいた鍛冶職人さんが辞めてしまって...」と、お問い合わせを頂く機会も多くなってきました。
華やかさもなく、表立って人目を引くような仕事ではありませんが、現場の仕事を支え、暮らしを支える縁の下の力持ち的な仕事、これからも力を入れて、お応えしていくことができればと願っています。

なので、今年もイベント等の出展は、だいぶ控えめにする予定です。
まずはご依頼頂いている方々、お問い合わせをくださる方々に、今よりももう少し早くお応えできるように、力を注いでいきたいと思います。

どうぞ宜しくお願いします。

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2017年4月7日金曜日

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特注で制作のフライパン(LL)、蓋付き、革巻き。 大切な方への、贈り物にと。 #fb via Instagram http://ift.tt/2nQU25v
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2017年3月28日火曜日

時の重み


これだけ安価で使いやすい工業製品が大量に出回っているのに、なぜわざわざ手作りするのか?

そう聞かれることが、やっぱりたまにあります。


いろいろ理由はあれども、一番自分にとって大事にしてきたことで、一番営業っぽくないのは、

「時の重みに負けることのない品を作りたいから。」


自分自身、一人の作り手として、売り手として、そして使い手としても思いますが、作り手や売り手が、効率や利益を優先して、短命で消費され、次から次へと買い換えてもらうようなものづくりをしていると、使い手も自然と、そういうものだとしか思わなくなり、そういう使い方しかしてくれなくなる。


時の重みに耐えられないものにとっては、時を経るごとに刻まれるものが、傷みや汚れ、破損でしかないかもしれないけれど、時の重みを身にまとい、なお一層風格を持つものとなってほしいとの願いを込めるには、作る時から、それ相応の意志と時を刻んでいくことも、ひとつの方法なのではないかとも、思うのです。

変わらずにあり続けるのではなく、変わり続けることで変わらないように。


一人の作り手としても、また一人の売り手としても、そして一人の使い手としても、便利さに流され、溺れてしまわぬように、いたずらに消費し続けてしまわぬように、どこかで踏みとどまるものが、ついつい流されやすい自分には、やはり必要なのではないかと思います。


日々繰り返していくことに、自分自身の時間に、向かい合えるような、そんな品を作り、そんな品に出会う。

そんなものづくりも、自分にとってのひとつの在り方ではないかと思い、またそうあれたらと、願っています。


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2017年3月27日月曜日

「縁」が「起」きてくる。



「ない」と思えば単なる偶然に過ぎなくても、「ある」と思えば見えてくるもの。
このところ、「縁」というものに思いを馳せる機会が、多々あるように感じています。

先日は、ある小学校の3年生のクラスが、授業の一環として鍛冶体験に来てくれました。
実はそこは、独特の教育方針で名の知られた学園で、私が最初に住み込みで働いていた同じ町にあり、当時から何となく気になっていた学校でした。

ある日突然、電話でその懐かしい名前を聞いた時には、びっくりすると同時に、どこか嬉しさも感じたり。
まったくの偶然ではあるのですが、それもまた「縁」かもしれない、と。

米作りも、家までも作ってしまうという小学生たち。生き生きとステンレスの小匙作り、楽しんでくれたようです。
最後には、この日のためにと練習してきた、鍛冶屋の詩を暗誦してくれたり。

また、先日体験に訪れてくださった方は、ずっと以前、まだ独立開業したばかりの頃、メールマガジンで紹介された私の展示会のお知らせを覚えていてくれて、ある時ネットストアでフライパンを見かけて、もしかして…と探してくださったのだとか。
意外と近くに何度もいらしていたり、妻の実家の隣町出身だったりと、偶然の連続に、話も弾みました。

人でも、物でも、出来事でも。
出会うことはみな、何らかの確率であったり、偶然の積み重ねであるのかもしれません。

それでもそこに、何かを感じたら。

すぐそばにいたり、ずっとあり続けているものでも、知らなければ、自分の中には存在しないも同然だったもの。
それが、探し求め、出会うことで、その瞬間に、 ぱっと立ち現れてくる。

「縁」が「起」きる。
その瞬間に見えてくる、自分自身の大切な意味。

いくつもの偶然の出会いの中から、かすかなシグナルを手繰り寄せるようにして、誰もがそれぞれにとっての確かな意味や物語を、紡ぎだしていくのかもしれませんね。
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